~みそぎとは~

神話に由来し、水の霊力により身を清める神事。作法は神社本庁研修所作法に依る。

「身をそぐ」ともいわれ、自分を厳しく鍛えることによって強く健全な心身をつくる「行(ぎょう)」。

 

縦4m横2m深さ80㎝の水槽に井戸水が入ります。

 

~鳥船行事~(和歌)

‘‘朝夕に 神の御前に禊して すめらが御代に仕へまつらむ‘‘

(あさゆうに かみのみまえにみそぎして すめらがみよに つかえまつらん)

 

‘‘遠つ神 固め修めし大八洲 天地共に 永久に栄えむ‘‘

(とおつかみ かためおさめしおおやしま あめつちともに とわにさかえん)

 

‘‘天つ神 国つ神たちみそなわせ 思いたけりて 我がなす業を‘‘

(あまつかみ くにつかみたちみそなわせ おもいたけりて わがなすわざを)

 

※禊作法の詳細については参加者控室に掲示をしています。

 

~大寒みそぎの行程~

  • 控室にて受付をし、その際初穂料をお納め願います。
  • 男性の方は社務所裏の「清心館」が控室となります。
  • 女性の方は社務所に向かって右隣の「坂本公民館」が控室となります。
  • 受付後「大寒みそぎ参加の方へ」の書類をお読みください。
  • ふんどし・白鉢巻き・女性用着物はお貸し致します。
  • 着替えた後、定刻には社殿正面階段前に集合、整列をして下さい。
  • 先導(宮司)、禊指導者の指示に従い禊行を行います。
  • 鳥船行事⇒雄健行事⇒雄詰行事⇒気吹行事⇒身滌行事(入水)
  • 整列後~禊所退所まで約25分の行程です。
  • 入水時間は約1分です。
  • 整列後から退所まで私語を慎んで下さい。

 


参加者心得

一、「志」をもって参加のこと

一、体調管理は自己で行うこと

 一、整理整頓を心掛けること

 

 一、互いに協力しあうこと

 

一、感謝の気持ちを持つこと

 注意事項

  • 整列後から禊終了まで、一切の私語をしないこと
  • 携帯電話・カメラ等、一切の機器を持ち込まないこと
  • 装飾品(アクセサリー・ピアス等)をしないこと
  • 指導員の指示に従うこと
  • 参加中の怪我、事故、諸トラブルについて当社は責任を負いかねます

※泥酔、その他、当社判断で参加を認めないことがあります。

当社のみそぎについて

・昭和52年10月に開所。同10月9日「開所記念禊」を行う。翌昭和53年1月20日「第1回 大寒みそぎ」を斎行。5日間朝、昼、晩と15回行った。爾来、土用(7月)、年末など時期を問わず行っていた。

・昭和61年10月7日「ご鎮座800年祭 記念みそぎ」を斎行。

・平成9年1月、第20回大寒みそぎを行う。

・大寒に行う「みそぎ」として平成19年に30周年、平成29年に40周年を迎えた。

・平成20年より3日間全6回の行程となった。平成28年のみそぎでは、延べ452名が参加した。

・令和2年1月(第43回)は例年通り斎行したが、令和3年(第44回)はコロナ感染拡大防止の観点から、人数制限、撮影禁止など対策をとって斎行、3日間で77名が参加した。

・令和4年(第45回)は開催の準備を進める中、1月10日頃から防府市のコロナ感染者数が増加傾向にあったことから1月17日に一般参加の中止を決定し、20日は宮司のみで大寒みそぎを斎行した。

・令和5年(第46回)は予約制、人数制限などコロナ対策をとって斎行した。

・令和6年(第47回)は事前予約無し、全6回中1人3回までと回数の制限をして実施。参加人数は延べ254名。